
ヒスイ海岸に、古代のロマンと新しさを見つける。
神秘の石、「ヒスイ」に古代のロマンを求めて・・・。 そして、アクティブ派には 仲間や家族と思いっきり楽しめる 海のパラダイスが待っています。
ヒスイ海岸(宮崎・境海岸)は東西約4kmの砂利浜で、「日本の渚・百選」に選定された美しいエメラルドグリーンの自然海岸です。宝石の一種、ヒスイの原石が海岸に打ち上げられることから「ヒスイ海岸」と呼ばれています。
日本の海岸で翡翠の原石が拾えるのは、このヒスイ海岸と東の糸魚川につながるごく限られた地域で、浜辺はいつもヒスイの原石をもとめる人たちで賑わっています。
ヒスイは感じで「翡翠」と書き、「翡」はカワセミの雄、「翠」はカワセミの雌を意味します。カワセミは空飛ぶ宝石と呼ばれる鳥で、背中から尾にかけて美しい青緑色に輝く羽毛でおおわれています。
そのカワセミの羽の色に似た美しく鮮やかな石であることからヒスイと名づけられました。
また、ヒスイは硬玉(こうぎょく)とも言われ、ナトリウム、アルミニウム、けい素といった自然界ではごくありふれた成分(ヒスイ輝石:NaAlSi2O6)などからできています。その中にクロムや鉄などの成分が少量含まれることによって緑、紫、青緑、白などいろいろな色がついています。ヒスイ海岸では特に緑系が多く見つかります。
高度は6.5~7度(ダイヤモンドは10度)で、切って磨くと美しいガラス光沢を発することから、貴重な宝石として知られています。
縄文時代から古墳時代にかけ、朝日町はヒスイの玉つくりの地でした。そのことを証明するいくつかの遺跡が発見されています。
明石(あげし)A遺跡は宮崎海岸の山手にある縄文時代前期の遺跡。玉つくり遺跡としては日本で最も古いものの一つといわれています。ここからはヒスイの原石や滑石の耳飾玉が、又、縄文時代中期の境A遺跡からはヒスイの大珠等(国の重要文化財)が出土しました。いずれも古代の装飾品で、今日のイヤリングやペンダントに当るものです。ヒスイは古代人のアクセサリーといえると同時に、呪術・宗教的な意味を持ち合わせ、限られた人しか身に付けていなかったと考えられています。
宮崎の浜山玉つくり遺跡は古墳時代のものです。ここからはヒスイの工房跡が二錬とヒスイの勾玉(まがたま)など、多数の未完成品が発見されました。
この発見により、日本でもはじめて古墳時代のヒスイ勾玉の制作方法が明らかにされました。
また、それまで中国から輸入していたと考えられていたヒスイは国内で生産・加工していたことが証明された歴史的発見となりました。
ヒスイは約3億5千年前、地下20~30キロの深い場所ででき、地殻変動によって地表に押し上げられたと考えられています。
また、ヒスイは斜長石の変成によってヒスイと石英とができたと考えられています。このような変成は低温(200℃前後)で高圧(10kb以上)を必要とするので、人工的に作るのは困難です。
ヒスイの原石は浜辺の小石と混在しており、見つけ方のポイントとして、大きさは直径が4~5cmくらいが探しやすく、色は白や緑で透明感のある石を中心に探すと良いようです。特に波打ちぎわの濡れた石が探しやすいとか。
また、原石は非常に硬いので、普通の石よりも角張った形のものが多く、表面は滑らかで、手に持つと重く感じます。波が荒れた後は、新たな石が海岸に打ち上げられているので狙い目かもしれません。
ヒスイ海岸に隣接する総面積3.8ヘクタールの広大なキャンプ場は、ケビンをはじめ、オートキャンプが楽しめ、海水浴、釣り、翡翠探しのほか、広場はパターゴルフなども楽しめます。また、管理連には売店やシャワー室、ランドリーなどが完備されています。
朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場
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